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【Coating】昭和電工、ノンスティック・コーティングメーカーのGMMグループを買収

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 昭和電工(株)は、ノンスティック・コーティング剤を製造・販売するGMMグループ(中国・香港)の全株式を取得することを決定し、同社との間で株式売買契約を締結した。
 ノンスティック・コーティング剤とは、調理器具や家電製品などの消費者向け製品や産業機器などの工業製品に塗布される、焦げ付き、汚れ防止を目的とした材料で、世界における市場規模は約1,200億円(2016年、昭和電工推定)と見られている。
 GMMグループ(GMM Development Limited他3社)は、調理器具や家電製品など主に消費者向け製品を対象にノンスティック・コーティング事業を展開する会社。同社の主要顧客は米国の大手調理器具メーカーであり、優れた製品性能と顧客と共同展開するブランド力の強みを活かし、着実に売上を伸ばしている。同社は珠海(中国)、アフマダバード(インド)に製造拠点を持ち、現地の米国向け製造受託会社に直接納品できる体制を有している。同社の製品が用いられた調理器具は、主要な米国の小売業者で販売されており、米国の約4千万世帯で同社製品が使われている。
 昭和電工は、2016年より開始した中期経営計画「Project 2020+」において、個性派事業の創出と海外売上高比率の拡大により、収益変化率の小さい事業構造への変革を目指している。
 今回の株式取得は、昭和電工グループの事業バリューチェーンの川下展開を図り、事業の基盤となる技術の幅を拡げることで、同社グループにおける個性派事業の確立を目指す戦略の1つ。同社は、GMMグループCEOのRavin Gandhi氏、共同経営者のRaymond Chung氏、そしてGMMグループで働く全ての社員の力を非常に高く評価しており、彼らと共にノンスティック・コーティング業界におけるリーディング・カンパニーを目指す。
 昭和電工(株)は、ノンスティック・コーティング剤を製造・販売するGMMグループ(中国・香港)の全株式を取得することを決定し、同社との間で株式売買契約を締結した。
 ノンスティック・コーティング剤とは、調理器具や家電製品などの消費者向け製品や産業機器などの工業製品に塗布される、焦げ付き、汚れ防止を目的とした材料で、世界における市場規模は約1,200億円(2016年、昭和電工推定)と見られている。
 GMMグループ(GMM Development Limited他3社)は、調理器具や家電製品など主に消費者向け製品を対象にノンスティック・コーティング事業を展開する会社。同社の主要顧客は米国の大手調理器具メーカーであり、優れた製品性能と顧客と共同展開するブランド力の強みを活かし、着実に売上を伸ばしている。同社は珠海(中国)、アフマダバード(インド)に製造拠点を持ち、現地の米国向け製造受託会社に直接納品できる体制を有している。同社の製品が用いられた調理器具は、主要な米国の小売業者で販売されており、米国の約4千万世帯で同社製品が使われている。
 昭和電工は、2016年より開始した中期経営計画「Project 2020+」において、個性派事業の創出と海外売上高比率の拡大により、収益変化率の小さい事業構造への変革を目指している。
 今回の株式取得は、昭和電工グループの事業バリューチェーンの川下展開を図り、事業の基盤となる技術の幅を拡げることで、同社グループにおける個性派事業の確立を目指す戦略の1つ。同社は、GMMグループCEOのRavin Gandhi氏、共同経営者のRaymond Chung氏、そしてGMMグループで働く全ての社員の力を非常に高く評価しており、彼らと共にノンスティック・コーティング業界におけるリーディング・カンパニーを目指す。


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