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【Convertech JAPAN 2019】FFGS、デジタルプレス、水性フレキソ印刷の多彩なサンプルで付加価値提案のヒントを提示

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 富士フイルム グローバル グラフィック システムズ(株)(以下FFGS)は、2019年1月30日~2月1日まで東京ビッグサイトで開催される「Convertech JAPAN 2019」に出展する(東2ホール/ブース番号2V-01)。今回は、「2つの革新力で、コンバーティングの世界に新たな価値を。」のテーマのもと、デジタルプレスと水性フレキソ印刷の2大ソリューションを中心に、軟包装分野の課題解決・付加価値創出に貢献する最新のシステムを紹介する。
 昨今、軟包装の分野では、社会的ニーズである「環境・安全への配慮」や「小ロット・短納期への対応」、そして、ブランドオーナーの販促戦略への効果的な提案が重要な課題になっており、こうした課題の解決に貢献するべく、富士フイルムは、デジタルプレスと水性フレキソ印刷を柱としたパッケージソリューションの拡充に取り組んでいる。
 今回のConvertech JAPANでは、その最新の成果として、独自の画像形成技術「EUCON Technology」により高品質・高生産性・低臭気を実現したUVインクジェットデジタルプレス「Jet Press 540WV」、「UVインクジェット+水性グラビア印刷ユニット」によるハイブリッドプレス「Jet Press 540WH」、そして溶剤フリーの水現像フレキソ版「FLENEX FWシリーズ」を中心に、選りすぐりの軟包装向けソリューションを出展。活用事例として、顧客の実際のジョブやサンプルを多数展示し、具体的な導入メリットや付加価値提案のヒントを伝える。また、「EUCON Technology」は軟包装以外のコンバーティング分野での活用が見込まれまれる。様々な基材への印刷テストについても相談を受ける。
 主な出展製品は次の通り。
(1)軟包装用UVインクジェットデジタルプレス Jet Press 540WV(サンプル展示)
 富士フイルム独自の「EUCON Technology」を搭載し、高品質・高生産性・低臭気を実現。VOCフリーのUVインクにより、環境性・安全性にも優れ、多様な用途に活用できる。
(2)軟包装用インクジェット・グラビアハイブリッドプレス Jet Press 540WH(仮称)(サンプル展示)
 UVインクジェット+水性グラビア印刷ユニットによるハイブリッド印刷システム。使用量の多い白を水性グラビアインキとすることで、低ランニングコストを実現。
(3)UVインキ用 水現像フレキソ版 FLENEX FW-U2 [NEW]
 樹脂凸版国内トップシェア「富士トレリーフ」の処理機にて製版可能なUVインキ用水現像フレキソ版。特に樹脂凸版ユーザーには、設備投資を抑えつつも、これまでの優れた着肉性と画像再現性に加え、改良した版面インキ汚れ耐性により、ロングラン印刷時の生産性に寄与。
(4)UV/水性インキ用 水現像フレキソ版 FLENEX FW-L2
 200線1~99%の高精細網再現を実現した、低環境負荷を特徴とする水現像フレキソ版。感度向上と洗出し性アップにより製版時間をさらに短縮し、約30分/版を達成。同時にハンドリング適性の改善により安定した刷版を提供でき、印刷機の稼働率向上に寄与。
(5)CI型高速フレキソ印刷機 W&H MIRAFLEX" C (サンプル展示)
 世界で500台以上の導入実績を誇る独ウインドミュラー&ヘルシャー社(W&H社)製のCI型フレキソ印刷機。堅牢性重視の設計により、抜群の信頼性・生産性を発揮。
(6)研究開発用インクジェット装置 マテリアルプリンター DMP-2850
 世界中の研究機関への豊富な導入実績を持ち、「第1回プリンタブルエレクトロニクス大賞」を受賞した「DMP-2831」の後継機。FUJIFILM Dimatix社製産業用インクジェットヘッドも併せて紹介。
<主催者企画 多品種小ロット生産セミナー FFGS講演概要>
・2月1日(金)13:10~13:50
 テーマ:導入が加速する軟包装用UVインクジェットデジタルプレスの最新動向
 講 師: 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)特殊印刷事業部 パッケージ営業部 担当部長 菅沼 敦
 要 旨:軟包装印刷の分野でも、近年、大きな課題となっている小ロット・多品種、短納期への対応。その対応策の1つとして注目されているインクジェットデジタルプレス。本セミナーでは、導入が加速している富士フイルムの軟包装用UVインクジェットデジタルプレス「Jet Press 540WV」の特徴に加え、Jet Press 540WVで印刷した製品を取り扱う(株)マイン(Jet Press 540WV設置先は関連会社の(株)フィード)にも登壇いただき、UVインクジェットデジタルプレス活用のメリットと今後の可能性について、実際の活用事例も交え紹介。
 会 場:コンバーテックステージ(東3ホール会場内)
 参加方法:事前の聴講登録は不要。

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