(一社)日本印刷産業連合会(JFPI)は、第18回印刷産業環境優良工場表彰制度の応募工場の募集を2018年12月3日に開始する。また、昨年同様に小規模事業所部門も設置する。
同制度は、印刷産業界における各企業の環境問題に対する取組みを促進するとともに、印刷工場の環境改善および印刷企業に対する社会の一層の支持・理解を獲得することを目的に、2002年からスタートし、経済産業省の後援を受け、過去17回、延べ271工場が受賞している。
今回は、12月3日から2019年2月8日まで第1次審査の応募を受ける。第2次審査応募受付期間は2019年2月25日から4月19日となる。なお、第1次審査を通過した工場が第2次審査の応募資格があり、過去受賞工場は第2次審査から応募することができる。
また、昨年に引き続き印刷産業全体の90%以上を占める従業員規模29人以下の事業所(企業全体で49人以下)を対象に、環境配慮を促進することを目的に小規模事業所部門を設置し、表彰する。
表彰は、経済産業大臣賞、経済産業省商務情報政策局長賞(以上申請中)、日本印刷産業連合会会長賞、同特別賞、同奨励賞が授与される。表彰式は、2019年印刷文化典記念式典(2019年9月11日・ホテルニューオータニ)にて行われる予定。
なお、受賞工場は印刷産業界のモデル工場として見学会や講演会が催されるほか、受賞後は社会に対し広くアピールすることができる制度となっている。
<応募資格>
・JFPIの会員である10団体傘下の会員企業の工場であること
・工場稼働後3年以上経過していること
・過去5年間環境法令等に基づき操業停止等の行政による処分を受けていないこと
・第2次審査への応募は、1企業につき1工場に限る
<審査の対象>
・工場の周辺環境対策、広域的な環境対策、工場内における作業環境管理
・環境管理体制の整備と環境対応の企業経営上の明確な位置づけ
・環境対応が企業経営上具体的効果をもたらしていること
*選考の際には、工程の環境負荷を考慮し、環境配慮に努力している点を評価する。
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【Printing】JFPI、第18回印刷産業環境優良工場表彰募集開始
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