住友化学(株)は、持続可能な社会づくりに貢献する同社の製品や技術である「スミカ・サステナブル・ソリューション」について、新たに10製品を認定した。これにより、認定製品・技術数は44、売上規模は約3,400億円(2017年度)となった。
今回認定されたのは、電極製造時の有機溶媒使用量を減らして環境負荷低減に役立つ「リチウムイオン電池用バインダー」や、温度によって自動的に透明性が変化する農業用ハウスフィルム「調光」*など、主に住友化学のグループ会社の製品で、低炭素社会の構築や持続可能な農業の推進に貢献するもの。
住友化学は、「事業活動を通じて人類社会の発展に貢献する」を経営理念に掲げ、新しい機能や材料によるソリューションの提供に取り組んでいる。「スミカ・サステナブル・ソリューション」は、温暖化対策、環境負荷低減などに貢献する製品・技術を認定し、その開発や普及を促進する取り組みで、2016年11月にスタートした。2020年度までの5年間で認定製品・技術の売上規模を倍増させることを目指している。
注)「調光」は、住友化学のグループ会社であるサンテーラ(株)の登録商標。
「スミカ・サステナブル・ソリューション」は、7月31日に公表予定の「住友化学レポート2018(統合報告書)」にも掲載予定。
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【SDGs】住友化学、「スミカ・サステナブル・ソリューション」として新たに10製品・技術を認定
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