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【オレフィン系新素材】三井化学、暗闇の中で空間を知覚する服の体験型展示「echo」に素材協力

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 三井化学(株)が開発した制振性、応力緩和性に優れ独特な触感を持つ新素材「アブソートマー🄬」が、2018年7月5日(木)~8日(日)まで日本科学未来館(東京都江東区)で開催の「echo」展で発表される、暗闇の中で空間を知覚する「エコーウェア」に採用された。
 echo展は、暗闇で目以外の感覚を使って楽しむソーシャルエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、技術と表現の新しい可能性を探求するアーティスト、エンジニアらによる集団「ライゾマティクスリサーチ」、ファッションとテクノロジーを融合させた次世代ファッションの世界的ブランド「アンリアレイジ」によるコラボレーションプロジェクト。(株)Xenomaの世界最先端のPrinted Circuit Fabric技術を用いて、ライゾマティクスリサーチが開発した暗闇でも空間を認識できるセンサを内蔵した服を製作し、世界で初めてのインスタレーション展示を行う。服自体が信号を発し、センサで距離を捉え、その距離を振動として感覚的に返すことで、空間の認識を可能とした。光を受け取ることで空間を認識する「目」とは異なる感覚で、これまでにない新しい空間の知覚方法を体感できるインスタレーションとなる。今回、三井化学は、明和グラビア(株)のモールドプリント技術でメッシュ状に加工したアブソートマー🄬を「echo」プロジェクトに素材提案し、体温で軟質化して徐々に身体にフィットしていくことで振動を感じることができる新しい質感の生地として、アンリアレイジと共に新しい皮膚感覚を生み出すことに挑戦した。
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■「echo」開催概要
 会期:2018年7月5日(木)~8日(日)
    7月5日(木)、6日(金)16:00~21:00
    7月7日(土)、8日(日)12:00~21:00
 会場:日本科学未来館7階イノベーションホール(東京都江東区青海2-3-6)
 体験は予約制、展示公式サイトより申込むこと。
■アブソートマー🄬とは
 三井化学が培ってきた触媒技術を用いてナノレベルで分子構造を最適化したオレフィン系新素材。これまでに無いような独特で特徴ある触感を実現した。温度によってその感触が変化する点が特徴で、低温時は硬くなりその形状を保持するが、温めるとしなやかな感触に変化する。成形時に各種素材へ添加すると応力緩和(締付け感低減)や追従性(凸凹に密着)などの機能を付与でき、ユニークな製品開発に貢献する。


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