アキレス(株)は、農畜産用断熱材「アキレストリトンシリーズ」の新製品として、室内側表面材に樹脂複合シートを採用し、さびに強く高圧洗浄が可能な「トリトンレボ-P(壁用)」を、2018年6月1日から全国で発売する。
「トリトンレボ-P(壁用)」は、2012年に同社が販売を開始し好評を得ている樹脂複合シートを採用した「トリトンレボ-P(天井用)」をベースにし、かん合部構造を改良した壁仕様に適した断熱パネル。特に畜舎内装材のさび発生に悩んでいる畜産事業者からの要望に応えた既存品「トリトンレボ-P(天井用)」と同様、室内側表面材に樹脂複合シートを採用することで、家畜の糞尿から発生するアンモニアによるさびを防ぐ。
また、樹脂複合シートは強度とともに柔軟性に優れているため、高圧洗浄時にも破れにくく、畜舎内の衛生管理が容易にできる。さらに屋外側表面材には55%アルミ亜鉛合金めっき鋼板を採用しているため、張り付けるだけで内外装兼用となり、ビス・くぎ頭が隠れる独自のかん合部構造でさびを防止し、外装材としての耐久性に優れる。室内側表面材に樹脂複合シートを採用したことでさらに軽量化が図れ、施工性の向上にもつながる。
厚さは30mmと40mmの2種類。「トリトンレボ-P(天井用)」と併せて使用することで畜舎内の温度管理がより効率的になり、既存のトリトンシリーズ同様、特に夏の暑さによる「ヒートストレス」の軽減により、家畜の成長を促し育成率・生産性の向上や飼料コストの削減が期待できる。
なお、5月30日(水)から、ポートメッセなごでや開催される「国際養鶏養豚総合展IPPS JAPAN 2018」に出展予定。
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【農畜産用断熱材】アキレス、樹脂複合シートを採用し、さびに強く高圧洗浄可能な「トリトンレボ-P」発売
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