CNNは、世界中みんなで海のことを考える国連デーである6月8日(金)の「世界海洋デー」に向け、昼食時における使い捨てプラスチック容器の使用をなくすよう、学生に促すキャンペーンを開始する。 #ZeroPlasticLunch(#ゼロプラスチックランチ)と名付けられたこのキャンペーンでは、特定のハッシュタグを使用し、通常のランチとプラスチック容器抜きのランチの様子をSNS上に投稿することを推奨している。投稿内容は、CNNのプラットフォーム上で共有される。他にも、CNNは、教師や生徒がプラスチック廃棄物の問題を正しく理解できるように、わかりやすい動画と補足教材を作成している。動画は https://edition.cnn.com/2018/04/23/world/zero-plastic-lunch-day/index.html 参照。
また、CNNでは「世界海洋デー」当日と、それまでの期間において、香港、米国、アフリカや南極など、世界各地からプラスチック汚染やその他、幅広い環境問題についてお届けする予定。英国に拠点をおく、 ジャーナリスト兼司会者のマックス・フォスター氏の討論番組『CNN Talk with Max Foster』でも、世界海洋デー関連テーマでのディベートを予定している。
CNN Talk with Max Foster番組詳細: https://edition.cnn.com/shows/cnn-talk
#ZeroPlasticLunchキャンペーン詳細 :www.cnn.com/zeroplasticlunch
プラスチック廃棄物と海洋汚染に関して
毎年、世界で3億トンのプラスチックが生産され、そのうち800万トンが海に捨てられている。プラスチック廃棄物の40%以上が、使い捨てることを想定して作られたプラスチック製品。捨てられる前にほんの数分しか使用されないことが多いにも関わらず、その後何百年もの間、 環境を汚染し続ける。使い捨てプラスチックのなかには、成分として、分解すると毒性の化学物質を放出し、自然環境を汚染して海洋生物に危害を加えるものもあるが、生産されるプラスチックのうち、リサイクルされるのはわずか9%程度。10羽中9羽の海鳥が腸内にプラスチックを溜めていると言われており、国連は、2050年までに海中のプラスチック量が魚の数を超えるだろうと予測している。