＜Seoul, Korea, Jan 26th, 2018＞LGイノテックは、これまで1年間、日本有数の浄水器企業に浄水器用UV LEDモジュールを供給し、不良率「0」の完璧な品質を達成したことを明らかにした。品質の基準が非常に厳しいとされる日本市場にこれまで約5万のモジュールを供給してきたが、1件たりとも不良が発生したことはなく優れた性能と品質を証明した。
UV LEDは200～400ナノメートル(nm)と、波長が短い紫外線を放出する先端半導体の光源だ。細菌·ウイルスを殺し、特殊物質と化学反応を起こすため、表面·水·空気の殺菌、ヘルスケア·医療·バイオ、硬化・露光裝置などに使用される。
LGイノテックの防水機能付きUV LEDモジュールは、浄水器タンク内の水に浸漬した状態で紫外線を放出し、直接様々な細菌やウイルスを99.9%除去する。タンク型浄水器に特化した防水機能付き製品で、タンクの内側の底や側面に装着する。
特に、この製品は国際防水標準の最高レベルとされるIPX8の完全防水性能を誇る。1mの水深で長時間動作しても安全である。
LGイノテックのUV LEDモジュールは、化学薬品や重金属を使用することなく紫外線の光だけで殺菌するため、人体に無害だ。従来の水銀UVランプとは異なり割れるおそれがないため、安心して使用できる。
また、この製品は紫外線をスピーディかつ精密に制御できるため便利だ。水銀UVランプは約2分の予熱が必要だったが、LGイノテックのUV LEDモジュールは先端半導体の光源であるため予熱の必要がない。
LGイノテックは、2017年11月、業界の予想より2年も早く光出力100mWのUV-C LEDを開発、UV LEDにおける世界最高の技術力を証明した。この製品は、物体の表面や流水、空気まで殺菌する強力なUV LEDだ。
さらに、LGイノテックは2017年4月、「浄水器のコック殺菌用UV LEDモジュール」を量産した。この製品は、LG電子の据え置き型浄水器「ピュリケア(PuriCare)スリムアップダウン」浄水器に装着され、良い反応を得ている。
■LGイノテック
LGイノテックは最先端の材料・部品メーカーであり、LGグループの関連会社。同社のビジネスユニットには、LED、モバイル、自動車、ディスプレイ、半導体、IoTのコアコンポーネントが含まれている。さらに、同社はモバイル機器、家電、自動車企業と密接に協力し、カメラモジュール、車載電子部品、無線通信モジュール、基板材料を製造してきた。
LED分野では、Epi-waferやChipからパッケージやモジュールまで、製造プロセス全体を垂直統合し、照明、モバイル、ディスプレイ、車載アプリケーション向けに最適化されたLED製品を提供している。韓国ソウルに本社を置き、販売子会社は米国のサンノゼとシカゴにある。詳細については、www.lginnotek.comまたはled.lginnotek.comのWebサイトを参照。