帝人グループは、2月14日~16日に東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2018」に出展する。ブース番号は東3ホールに3F-24。
同展示会は、樹脂、ガラス、高機能フィルム、機能紙、不織布などの新製品や新技術が一堂に展示される機能性マテリアルに関する日本最大級の専門展示会で、昨年の開催時には、約140の企業と団体が出展し、幅広い業種から約53,000人の来場があった。帝人グループは、このたびの出展を通じて幅広い製品ラインナップを紹介することにより、高機能素材分野におけるプレゼンス向上を図るとともに、新規顧客の開拓、さらなる採用拡大を目指す。
主な展示内容は次の通り。
(1)超軽量天井材「かるてん®」
タテ型不織布「V-Lap®」を基材とする不燃軽量天井材。従来の天井材に比べて重さが約1/10と軽量であるため、万一、天井が落下しても、被害を最小限に抑えることができる。また、吸音性能や断熱性能にも優れている。
(2)樹脂製ピラーレスフロントウィンドウ
高い耐摩耗性と優れた耐候性を有するポリカーボネート樹脂製のピラーレスフロントウィンドウ。従来のガラス窓に比べて36%の軽量化を実現するとともに、視界を遮るピラーがないため、安全確保と爽快なドライビングにも寄与する。
(3)高機能メンブレン「ミライム®」
ポリエチレンをベースとした高機能多孔質フィルム。薄さ4マイクロメートル、最大90%の空隙率を実現した製品をはじめ、ナノ~数ミクロンまでの幅広い孔径のラインナップを紹介するとともに、親水・撥油などの表面改質技術や、アラミド多孔層との組み合わせで耐熱性を向上させる複合技術など、顧客用途に合わせたさまざまなアプリケーションを紹介する。
(4)高透明熱線反射・断熱フィルム「レフテル®」
可視光線透過率が60〜80%と高く、窓の開放感を損なうことなく、熱の流出入を約25〜50%コントロールできる窓用フィルム。高透明で明るいだけでなく、高い省エネ効果、紫外線遮断、電磁波シールド効果などの特徴があり、大半のガラス窓に使用することができる。
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【新機能性材料展2018】帝人グループ、樹脂製ピラーレスフロントウィンドウ、高機能メンブレンなど展示
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