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【PETボトルキャップ】アサヒ飲料、自社製造の炭酸飲料に国内最軽量キャップを採用

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アサヒ飲料(株)は、2018年2月下旬の製造から自社で製造する炭酸飲料に、炭酸飲料用として国内最軽量(※1)となるPETボトルキャップを採用し、順次、使用の拡大を予定している。このPETボトルキャップは、日本クロージャー(株)(本社 東京、社長 中嶋寿)との共同開発。これにより、PETボトルキャップの重量は、3.25g~3.35gから3.03gへと約7~10%軽量化され、年間CO2排出量も約340トンの削減が期待できる。

 アサヒ飲料は、商品のコンセプトを具現化した独自形状の容器開発だけでなく、環境負荷低減も考慮した容器開発を行っている。本キャップの開発は、主にキャップリング部分を調整することで軽量化に成功した。

 また、今回の軽量化においても「五感」の1つである聴覚に訴える“開栓時に炭酸感を感じさせる音”となるように、開栓音の波形解析等を行いながらキャップの開発を実施してきた。

2018 01 31 asahiinryo

 アサヒ飲料では、省資源化への取り組みとして、2011年からお茶飲料にて「ハンディエコボトル」(※2)を採用し、従来PETに比べ約1400トンの省資源化を実現。2013年には「アサヒ おいしい水 六甲」で、業界最軽量クラスとなる「エコスタイルキャップ」(※3)を採用し、その後、商品展開の拡大により約380トンの省資源化を実現している。

 また2015年には、豊田通商(株)と連携して、石油由来原料よりCO2排出量を約25%削減できる植物由来原料を使用した「バイオPET」を「三ツ矢サイダーPET1.5L」に数量限定で採用した。

 ※1 アサヒ飲料調べ

 ※2 アサヒ飲料の独自技術により、省資源化・軽量化を実現した、使いやすさと環境負荷低減を追求したPETボトル

 ※3 キャップリング部分の形状などを工夫することで、従来のキャップより省資源化を実現したキャップ


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