
• 市場ニーズ①:食の消費行動の変化に伴う、簡単で便利な調理食品への需要増加
• 市場ニーズ②:使い切れる小容量の容器への需要増加
• 市場ニーズ③:環境に配慮した容器への需要増加
同社は、レトルトできる紙容器「テトラ・リカルト」が市場のニーズに合致していることから、昨今日本市場が抱える課題を解決し、社会に貢献できる紙容器であると判断した。
• 課題解決①:「テトラ・リカルト」は、既に世界で150以上のブランドに導入されており、その成功経験を日本市場で活かせる。
• 課題解決②:「テトラ・リカルト」製品に200mLの小容量紙容器を追加した。高齢者世帯や少人数世帯での小食化、共働き世帯での食事時間の分散化に伴う、小容量容器への需要増加に対応できる。
• 課題解決③:「テトラ・リカルト」はFSC®取得紙容器。容器の65%を占める紙素材が再生可能なFSC認証のある森林資源を使用しており、環境に配慮した持続可能な容器に対する要望に応えられる。
日本テトラパックビジネス開発マネージャー「テトラ・リカルト」担当坂尾伸一氏は、次のように述べている。「テトラ・リカルト」の輸入品は、既に日本市場に出回っており、徐々にその認知度を上げ、受け入れられてきました。今後、日系の食品メーカーや飲料メーカーのお客様企業に充填機を導入していただけるよう、2016年10月4日から開催される日本テトラパック(株)を皮切りに、営業活動を強化していきます。今後も、紙容器業界のリーダーとして、絶え間ないイノベーションを続け、時代ごとの課題を解決しながら、様々な紙容器を積極的に日本市場に展開して参ります」
<「テトラ・リカルト」の特長>
「テトラ・リカルト」は、従来は缶詰、ガラス瓶、パウチに入れられていたレトルト食品のために設計された、レトルト対応紙容器。海外では既にコーン、トマト、野菜、豆、スープ、果物、ソース、ペットフードなどの食品分野で幅広く使われており、今後、日本ではさらに調理食品、カレー、シチュー、総菜などの製品にも使われると期待されている。
• 安全:ミシン目がありハサミなどの道具を使用せずに、手で簡単に開封できる。
• 軽量:缶に比べて約64%も軽く、頑丈なため、持ち運びに便利。
• 場所を取らない:缶やガラス瓶と比べて専有面積が約30~40%少なく、長方形のため棚を無駄なく使える。
• 美味しさ長持ち:常温で長期保存でき、非常時の備蓄食としても便利。
• 環境に配慮:FSC認証のある管理された森林から生成された、再生可能な紙素材を使用。
• 高いコミュニケーション力:全5面で100%高品質印刷が可能なため、メッセージの視認性が高い
• 簡単で便利:使い残しをそのまま冷蔵庫で一時的に保存することが可能。
• 使用後の後片付けが楽:使用後は簡単に紙容器を折りたため、リサイクル可能。