Quantcast
Channel: コンバーティングニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7252

【ハードディスク】昭和電工、世界最大記録容量1.5 TBの3.5インチ出荷開始

$
0
0

 昭和電工(株)は、3.5インチサイズとして世界最大の記録容量(注1)である1枚当たり1.5~1.8テラバイト(TB)向けのハードディスクを今月より出荷開始した。
 同製品は、東芝デバイス&ストレージ(株)の世界初(注2)、CMR方式で記憶容量14TBを達成したニアライン向けHDD(注3)「MG07ACAシリーズ」に採用されたもので、同社が世界に先駆けて2005年に生産・販売を開始した垂直磁気記録方式の3.5インチハードディスクでは第9世代となる製品。
 デジタルデータの記録に広く使用されているHDDでは、近年、クラウド化の進展によるデータ生成量の増加に伴い、データセンター向けの出荷が増加している。昭和電工は、HDDの記録容量を左右するキーパーツであるメディアにおいて、これまで世界最高クラスの製品をいち早く市場に投入してきた。今後も世界最大のメディア専業メーカーとして、“ベスト・イン・クラス”をモットーに、HDDの高容量化に貢献していく。
(注1)2017年12月20日現在(同社の調査)
(注2)2017年12月8日時点
(注3)CMR方式:従来型磁気記録方式(Conventional Magnetic Recording)のことで、垂直磁気記録方式(PMR:Perpendicular Magnetic Recording)のうち、瓦書き記録方式(SMR:Shingled Magnetic. Recording)を用いない従来の記録方式を指す。ランダムアクセス性に優れている。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7252

Trending Articles