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【業務・資本提携】アバールデータ、メモリズムプロセッサの研究のためAOTと提携

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(株)アバールデータは、(株)エイ・オー・テクノロジーズ(AOT)と業務・資本提携を行った。AOTは今後のIT技術を刷新するメモリズムプロセッサの研究開発・実用化を目的に設立された。メモリズムプロセッサは、ASIC化はもとよりFPGAでも実装可能な技術で、応用範囲は大きい。

2017ー11 14 avaldata1AOT 社の持つメモリズム技術

 アバールデータはAOTとの業務・資本提携により、同社の得意分野である画像処理や高速通信の製品をさらなる高速化・省電力化、およびビッグデータ、人工知能(AI)などの情報処理の平易化が可能となり、これまで実現が困難であったデータ処理への総合的な解決策を提供する。

 算術演算を目的として誕生した現在のコンピュータ(ノイマン型コンピュータ)は、汎用性が高くあらゆる分野の情報処理に利用されているが、データ(メモリ)とプロセッサ(CPU)が分離された構成であるので効率が悪く苦手な処理が多く存在する。

 メモリズムプロセッサはビッグデータ社会や人工知能社会に必要不可欠な検索・照合・認証・認識・クラス分けなど情報検出を含む情報処理の効率化のために発明されたプロセッサ(国内、海外特許取得)。大量のデータ(メモリ)と演算器(GAP)を1チップに集積することで、チップ内部でCPUに負担を掛けることなく、 情報処理を超並列で実行できる。これまでのコンピュータにメモリズムプロセッサを組み合わせる だけであらゆる情報処理システムを進化革新させることが可能になる。

 メモリズムプロセッサはこれまで電気通信大学範研究室との共同研究により高速化や省電力化、情報処理の平易化など著しい成果を挙げ、IEEEや計測制御学会などの学会はもとより、NEDO(新エネルギー・産業 技術総合開発機構)やJST(科学技術振興機構)などの機関から高い評価を受けると共に、現在の情報処理に限界を感じている専門家から大きな期待を受けて様々な分野の研究開発が進められている。

【AOTの概要】

会社名:株)エイ・オー・テクノロジーズ

代表者:代表取締役 井上 克己

設立日:2010年9月

資本金:5,380万円

所在地:

 本 社 〒277-0827 柏市松葉町4-7-4-101

 研究室 〒277-0882 柏市柏の葉5―4-6 東葛テクノプラザ 308号

主要株主:井上 克己

株式会社アバールデータ

業務提携共同研究先 電気通信大学 範 公可 教授研究室

          日本コンピュータ・ダイナミクス(株)


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