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【Packaging】モスフードサービス、店内でのアレルゲン混入を防ぐ個包装を初採用

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モスバーガーを展開する(株)モスフードサービス(代表取締役社長:中村 栄輔、本社:東京都品川区)は、2017年11月21日(火)から、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)で、米粉を使用した低アレルゲンメニュー(※1)「低アレルゲンバーガー<ポーク>」(330円)をリニューアルする。同時に、以前販売をしていた「低アレルゲンドッグ<ポーク>」(330円)も復活させ、リニューアル発売する。今回、個包装タイプ(※2)での提供を初めて採用し、店内でのアレルゲンの混入リスクを防いだ。袋のまま加熱できるため、店舗スタッフが商品に直接手を触れることなく、顧客に提供することが可能になる。

2017 11 09 mos

 ※1 低アレルゲンメニューは、食物アレルギー症状を引き起こしやすいものとして表示が義務付けられている特定原材料7品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生)を原材料に使用しないメニュー。

※2 加熱のため、袋の一部をカットして提供する。

■開発の背景

 2013年に文部科学省が行った調査によると、食物アレルギーを持つ小・中学生は全国で約45万4000人に上り、前回調査(2004年)に比べ、約12万4000人増加している。長年、食物アレルギーを持つ方の食事について研究している別府大学 食物栄養科学部の高松伸枝教授は、「文部科学省の調査以後も、食物アレルギーに対応した商品を求める声は増えています。簡便でおいしく食べられる食品の選択肢が増えることが、ご本人とご本人をサポートする方の生活の質の向上に繋がるからです。食物アレルギーを持っている方にとって、特にお出かけ時の食事は悩みの種です。食物アレルギーを持っていても家族や友達とおいしく・楽しく・安心して外食を楽しみたい、というのは切実な願いです」と語っている。

■モスフードサービスの取り組み

 モスフードサービスでは、「アレルギーを持つお子さまがいる家庭でも、安心してハンバーガー を食べていただきたい」という思いから、店舗で提供できる低アレルゲンメニューの開発を進めてきた。低アレルゲンメニューは、表示義務のある特定原材料7品目を原材料に使用しない商品。当チェーンでは、2002 年7月からアレルギーに配慮した商品を店舗限定で販売開始し、2009年12月には低アレルゲンメニューを全店に導入し、2014 年7月からは現在の「低アレルゲンバーガー<ポーク>」を販売し、今回のリニューアルに至った。


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