東ソー(株)は11月21日納入分からポリエチレン樹脂の価格を改定する。
同社のポリエチレン樹脂の主原料である国産ナフサ価格は、足元の原油価格の上昇や旺盛な需要、円安の進行もあり、2017年第4四半期(10~12月)以降は4万3000円/klを超に上昇することが想定されている。同社は固定費を含め徹底したコスト削減に努めてきたが、急激なコスト事情の悪化を自助努力のみで吸収するのは極めて困難で、製品安定供給継続のため価格改定の速やかな実施を決定した。
1.対象製品
東ソーポリエチレン樹脂全製品
・低密度ポリエチレンンンンン(商品名:ペトロセン(R))
・直鎖状低密度ポリエチレンン(商品名:ニポロン(R)-L、ニポロン(R)-Z)
・超低密度ポリエチレンンンン(商品名:LUMITA(R))
・高密度ポリエチレンンンンン(商品名:ニポロンハード(R))
・エチレン酢酸ビニル共重合体(商品名:ウルトラセン(R))
・ポリオレフィン系接着性樹脂(商品名:メルセン(R))
・高溶融張力ポリエチレンンン(商品名:TOSOH-HMS(R))
2.価格改定幅
現行価格から+10円/kg以上
3.実施時期
2017年11月21日納入分より