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【超軽量天井材】帝人フロンティアの「かるてん」、グッドデザイン賞を受賞

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 帝人フロンティア(株)が販売展開している超軽量天井材「かるてん®」が、「2017年度グッドデザイン賞」を受賞した。
 グッドデザイン賞は、(公財)日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度で、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じて、くらしや産業、そして社会全体をより豊かなものへと導くことを目的としている。1957年に通商産業省(現・経済産業省)により創設されたグッドデザイン賞の前身である「グッドデザイン商品選定制度」(通称「Gマーク制度」)の発足以来、約60年にわたって実施されており、受賞数は毎年約1,200件、60年間で約44,000件に及んでいる。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、「よいデザイン」の指標として広く親しまれている。
 「かるてん」は、帝人のポリエステル製タテ型不織布「V-Lap」を基材とする超軽量天井材。従来の天井材に比べて柔らかく、重さが約1/10と軽量であるため、万一、天井が落下しても、被害を最小限に抑えることができる。また、吸音性能や断熱性能に優れ、建築基準法で定められた不燃材料の規定にも適合している。
 このたびのグッドデザイン賞受賞は、次の点が評価されたことによるもの。
(1)ポリエステル製タテ型不織布をガラス繊維でサンドイッチした構造のため、軽いだけでなく、断熱効果、吸音効果も期待できる上、風合いも良く、しっかりとした印象であること。
(2)落下時の安全性だけに特化するのではなく、耐震性能、施工性、施工コストのいずれを重視するかによって工法が選択できるよう配慮されており、使用環境や導入方法に至るまで気配りされたデザインであること。
 帝人グループは社会の抱える問題解決に貢献する企業を目指しており、「安心・安全・防災」のソリューション提供に注力している。帝人フロンティアは、このたびの受賞を契機として、「かるてん」を用いた超軽量天井の販売拡大を図り、安心・安全な社会づくりに貢献していく。


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