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【火星生活VR体験プロジェクト】日本HP、国内学生向けプログラム始動

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 (株)日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、火星での生活をVRで模擬体験する国際的なプロジェクト「HP Mars Home Planet(エイチピーマーズホームプラネット)」(*)の一環として、国内学生向けプログラム「Project MARS - Education League JP-(プロジェクトマーズ エデュケーションリーグ ジェイピー)」を始動した。
*:HP Inc.とNVIDIA(R)社が、Autodesk社、Fusion社、Launch Forth社、Technicolor社、Unreal Engine社、VIVE社と協力して実施する、火星での人類100万人の暮らしをVRで模擬体験する国際的なプロジェクト
 「Project MARS - Education League JP -」は、国内の学生の宇宙に対する興味を喚起し、世界で活躍する機会を提供することを目的としている。日本では、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、エヌビディア(同)、オートデスク(株)、日本マイクロソフト(株)が目的に賛同し、ワークショップやオンラインでのコミュニケーションを通じた支援を行う予定で、参加チームは火星に関する科学的な知識や最新のコンピューターソフトウェア技術を使った表現方法を学ぶ。このプログラムで優秀賞に選ばれたアイデアは、国際プロジェクト「HP Mars Home Planet」の審査対象となる。
 国際的なプロジェクトである「HP Mars Home Planet」は、3部のプログラム構成で1年間にわたって実施される。
 第1部のプログラム「Home Planet's Mars Urbanization Challenge」では、特定の場所における移動手段やインフラの構想を中心に考える。第2部では3Dデータの作成(モデリング)を行い、第3部ではVRデータ作成(レンダリング)によって、火星での生活をVR体験できるようになる予定。優れたアイデアは、NASAの調査に基づいたFusion社のVRシミュレーションゲーム「Mars 2030」のMars Valley地帯に構築される。エンジニア、設計者、デザイナー、アーティスト、学生などから創造的な発想を得て、未来の火星生活で起こり得る様々な課題を予測、解決していく。
 国内学生向けプログラム「Project MARS - Education League JP -」では、「HP Mars Home Planet」の第1部と第2部を、国内の学生を対象に実施する。学生は、3~5名のチームで人類が火星で生活するうえで必要な建物、都市、乗り物などのインフラのアイデアを考える。優秀賞に選ばれたチームは、第2部で協力団体や企業の専門家による支援のもと、仮想都市のアイデアを3Dデータとして具体的なデザインに完成させる。完成作品は、「HP Mars Home Planet」にエントリーされ、第3部のVRデータ作成へと進む。
<プロジェクト概要>
名称:「Project MARS - Education League JP -」
応募条件:
 ・応募時点で国内の高校生、高等専門学校生、大学生、大学院生、専門学校生であること
 ・3~5名のチームを形成し、チームで応募すること (2017年10月31日応募締め切り)
 ・「HP Mars Home Planet」第3部までの参加が可能なこと (2018年半ばまでの予定)
活動内容:
 ・協力団体、企業とともに開催するワークショップやオンラインでのコミュニケーションによるサポートを受けながらアイデアを考え、自由形式で提出
 ・優秀賞に選ばれたチームのアイデアは、その後コンピューターソフトウェアを使ってモデリングを実施し、具体的な仮想都市のデザインを構築
 ・デザインの精度を向上させ、「HP Mars Home Planet」にエントリー
協力団体、企業:
 JAXA(申請中)、エヌビディア、オートデスク、日本マイクロソフト
 「Project MARS - Education League JP -」の詳細は、 http://www.hp.com/jp/MARS を参照。


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