東和薬品(株)は、日本で初めて2色で製品名印刷を行った医療用医薬品の錠剤を開発した。
昨今、医療現場では薬の飲み間違いや飲み忘れを防ぎ、安心して服用できるよう一包化調剤を希望する患者が増えており、薬の識別性がより重要となっている。
同社は、2013年12月より製品名印刷した錠剤を導入しており、割線に合わせて製品名が印刷でき、分割後も判読しやすい表示を実現してきた。現在も新製品のみならず既存品にも対応を進め100品目を超える製品に適応している。
そのような中、より識別性を高めた製品名印刷を希望する声が届くようになり、さらに医療従事者や介護者など、薬に携わる人が見分けやすく、患者が安心して服用できるよう、2色で製品名印刷を行い、識別性・視認性を考えたデザインと配色を取り入れた錠剤を日本で初めて開発した。2色の製品は2017年12月の発売を予定している。