Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7252

【環境保全】ダウ・ケミカル日本、バードライフ・インターナショナル東京の支援を開始

 ダウ・ケミカル日本(株)は2017年7月26日、国際環境NGOである「バードライフ・インターナショナル」の日本支部「(一社)バードライフ・インターナショナル東京」とパートナー提携を締結したことを発表した。
 「バードライフ・インターナショナル」は、世界で最も古い歴史を持つ国際環境NGOの1つであり、世界中の国や地域において、鳥類を生物多様性の指標と位置付け、「種の保全」「生息地の保全」「持続可能性の促進」「地域の人々への働きかけ」という4つの側面から、さまざまな保全活動を推進している。
 ダウは、10カ年の自主目標である「2025年持続可能性目標」を策定し、持続可能な地球と社会への移行を促す連携に取り組んでいる。日本においてダウはこれまで、自社工場が立地する地域における社会貢献活動に取り組んできた。「バードライフ・インターナショナル東京」との提携により、専門家と共に地域における個別の環境保全プロジェクトを計画、実行することを通じて、環境保全分野の取り組みを強化していく。今年度ダウ日本は、ダウの工場が操業する新潟県阿賀野市および岡山県笠岡市に隣接する地域において、地域団体と協力し、絶滅が危惧される渡り鳥の保全に欠かせない生息地に関する啓蒙活動や、湿地・巣箱の整備などの保全活動、湿地の役割の理解を深めるための研究活動を支援する。
 ダウ日本の代表取締役社長であるピーター・ジェニングス氏は、「環境保全の分野で国際的にも名高く実績のあるバードライフ・インターナショナルと提携することができ、とてもうれしく光栄に思います。ダウ日本は、より持続可能な社会を目指すと同時に、日本各地において地域に深く根差すための活動を行っています。人々が関わり合い、持続可能な地域社会を築くに当たり、企業が果たすことができる役割をより深く受け止め、地域の人々そして自然にとって意義のある活動を推し進めてまいります」と述べている。
■バードライフ・インターナショナルについて
 バードライフ・インターナショナルは、1922年に英国で発足した、世界で最も古い歴史を持つ国際環境NGOの1つ。122カ国および地域に約280万人のメンバーを有し、その数は増え続けている。バードライフは、科学的な調査に基づき地域に根付いた活動こそがこの惑星のすべての生命の存続に重要であるという信念の下、グローバル・パートナーシップによって、ローカルからグローバルまで一体となって取り組み、自然と人の両方の利益となるような効果的で長期的な保全活動を行っている。2004年より高円宮妃久子殿下が名誉総裁を務めている。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7252

Trending Articles