(株)セブン＆アイ・ホールディングスは、今期約10億杯の販売を見込む「セブンカフェ」に関わる容器や包材、消耗品において、環境に配慮した素材への切り替えや素材の使用量の削減を行い、省資源化の取組みを順次拡大する。
「セブンカフェ」は、その中身であるコーヒー自体だけでなく、カップや蓋、ストロー、マドラーなど多くの容器や消耗品から構成される商品。それらの容器や消耗品において、限りある資源の使用量を削減することを目的に、間伐材・リサイクルPETの素材への配合や、機能を担保しつつ軽量化・薄肉化に取り組んでいる。
現状では部分的に切り替えが完了、一部ではテストなど導入の準備を進めており、今期中にセブン‐イレブン全店（19,422店、2月末）にて導入完了する予定。
また、コーヒー豆の消臭成分に着目し、「セブンカフェ」の販売時に発生する「コーヒーかす」を使用した「消臭除菌剤」を開発し、セブン‐イレブン店舗での清掃用として導入する計画も進めている。
セブン‐イレブンでは、商品を販売する事業者の社会的責任の一環として、包括的な省資源化や省エネルギー化を推進していく。