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【持続可能】明治、2026年度までにサステナブルカカオ豆の調達比率を100%へ

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 (株)明治は、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献するため、「2026年度までにサステナブルカカオ豆※1の調達比率100%」を目指す目標を設定した。また、この調達目標の達成に向け、2020年度には具体的な調達方法や調達スケジュールの立案に取り組む。
 昨今、世界全体のチョコレート消費量は増加傾向にあるが、その主原料となるカカオ豆の生産地域や農家を取り巻く環境には、森林破壊、児童労働、栽培技術の周知不足など、様々な課題がある。同社は、これらの課題解決に向けた取り組みを行うことでカカオ豆の生産地域や農家を取り巻く環境の改善に努め、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献する。

明治グループサステナビリティ2026ビジョンにおけるカカオ豆調達目標
 2026年度までにサステナブルカカオ豆※1の調達比率を100%へ
※1 サステナブルカカオ豆とは
   農家支援※2を実施した地域で生産されたカカオ豆のこと
※2 農家支援の考え方
   「農家の生活」「カカオ豆の品質および生産性」「地域環境」において、その安定化と向上に寄与する活動を社外パートナーと連携しながら実施する。

明治のカカオ豆生産農家支援の取り組み「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」について
 2006年より、ガーナ、ベネズエラ、エクアドル、ドミニカ共和国、ブラジル、ペルー、メキシコ、ベトナムのカカオ豆生産農家と、高品質で持続可能なカカオ豆の生産を実現するために行っている取り組み
 明治の従業員がカカオ豆の生産地を訪問し、カカオ豆生産農家にカカオ豆の発酵法の指導や収穫量を増やすための栽培方法、病虫害の管理方法などについて学ぶことができる勉強会の開催、栽培に必要な苗木を供給するための苗木センターの開設など、カカオ豆生産農家の農法支援を行っている。また、井戸の整備や学校備品の寄贈、その生産地域で収穫されたカカオ豆を使ったチョコレートづくりをカカオ豆生産地域の子どもたちが経験できる教室の開催など、カカオ豆の生産地域の住民に対する生活支援を行っている。

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