住友化学グループのエクセルクロップケア社(以下、「旧ECC社」)と住友化学インド社(以下、「旧住化インド社」)は、規制当局による承認を経て2019年8月31日をもって合併し、9月1日より「住友化学インド社」が営業を開始した。「住友化学インド社」は、関連規則に基づく手続きが完了した後、インド国立証券取引所およびムンバイ証券取引所に新規上場する予定。
住友化学は、世界第5位*の農薬市場であり今後も高い成長率が見込まれるインドを、農薬事業の重要地域と捉えている。今回の合併により、「住友化学インド社」は、インドの農薬市場において第2位*の売上規模となる。今後、旧ECC社と旧住化インド社が持つ豊富なポートフォリオや販売網を相互補完的に活用し、より一層の拡販を実現するとともに、経営資源をさらに集中して効率化させることで競争力を強化し、インドの農薬市場におけるリーディングカンパニーを目指す。
*いずれも2018年のデータに基づく
<「住友化学インド社」の概要>
会社名 :Sumitomo Chemical India Limited
本 社:インド共和国マハラシュトラ州ムンバイ
設 立:2000年4月(存続会社である旧住化インド社の設立年月)
社 長:Chetan Shah
事業内容:インドにおける農薬・生活環境関連製品・飼料添加物の開発・販売、農薬の製造
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【アグリビジネス】住友化学、インドにおけるグループ会社の合併完了
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