三菱ケミカル(株)の生分解性バイオマスプラスチック「BioPBS™」製のショッピングバッグおよびラッピング袋が、(株)コム デ ギャルソンに採用された。8月より、世界19カ所にあるコム デ ギャルソンの直営店で使用されている。
BioPBS™は、三菱ケミカルが開発、基本特許を有し、同社とタイPTT Global Chemical社が折半出資するPTT MCC Biochem Company Limited(本社:タイ王国バンコク市、社長:Somsri Phanichrungruang)が製造する生分解性バイオマスプラスチックで、バイオマス由来であり、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負荷が少ないという特徴を有している。
コム デ ギャルソンは年間数百万枚のショッピングバッグやラッピング袋を使用しており、これをすべてBioPBS™製に替えていく。
三菱ケミカルは、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI※」実現に向け、今後もBioPBS™をはじめとする生分解性プラスチックや植物由来プラスチックの研究開発・用途展開を加速させ、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献していく。
※三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表す。
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【生分解性バイオマスプラスチック】三菱化学の「BioPBS」製ショッピングバッグとラッピング袋、コム デ ギャルソンの直営店で採用
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