星光PMC(株)は、東南アジアにおける製紙用薬品事業の本格的な展開を図るため、ベトナム社会主義共和国(以下"ベトナム")南部のバリアブンタウ省において製紙用薬品を製造販売する、現地法人の設立に向けて手続きを開始する。
現地法人設立の背景
近年、ベトナムを始めとするASEAN各国では、経済成長に伴う、段ボール原紙を中心とした紙の需要が拡大しており、それに対応する製紙マシンの新増設も進んでいる。
同社は、従前よりASEAN地域への進出を企図しており、今年度からスタートした中期経営計画「New Stage 2021」においても、海外における販売網・生産体制の構築・整備を掲げており、ベトナムへの進出は同社経営計画遂行の一環。
現地法人設立計画の概要
工場建設用地としては、ベトナムバリアブンタウ省内のフーミー3特別工業団地を選定しており、最終的な長期土地リース契約締結に向けた手続きを進める。
2021年中の工場竣工・稼働を目指し、ベトナムおよび周辺諸国のお客様宛に乾燥紙力剤を中心とする紙の機能向上に資する製紙用薬品を提供し、地域経済の発展に貢献していく。
なお、グループの連結業績への影響について、今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかに報告するとしている。