ラベル新聞社は7月9日(火)、10日(水)の2日間、「ラベルフォーラムジャパン2019」を東京都文京区後楽の東京ドームホテルで開催する。主催はラベル新聞社、共催はラベルエキスポグローバルシリーズ。
7回目を迎える同イベントは、展示会とコンファレンス、ラベルパビリオンなどを企画し、機能性・意匠性・独自性に優れた高付加価値なラベル印刷を実現する最新トレンドを発信する。期間中のコンファレンスは22セッション(2日間)/ 展示会の出展社は100社140小間(予定・前回94社122小間)。参加費は、コンファレンスが(税込)2daysチケット4万5000円、展示会が1000円(税込、事前登録で無料)。
見どころは以下の通り。
1.コンファレンス:2日間で22セッション
コンファレンスは、国内外から識者を招き、ラベル市場の動向や未来予測、技術トレンド、ブランドオーナーのニーズ、先進的なラベルコンバーターの取り組みなど、全22セッションの講演を行う。
2.展示会:100社140小間(予定・前回94社122小間)
展示会は過去最大規模となる100社140小間。出展内容は、ラベル印刷機(コンベンショナル機・デジタル機)、後加工機やラベル検査装置、CTP、UV硬化システム等の関連機器、粘着紙やインキ、刃型などの資材となっており、ラベル業界の最新トレンドが把握できる。
3.ラベルパビリオン:粘着製品をブランドオーナーらにPR
展示会場の一角に特設コーナーを構え、シール・ラベルやステッカー、テープなどの粘着製品披露する「ラベルパビリオン」。ブランドオーナーへの企業PR、印刷会社間のネットワーク構築などに資する催しであり、来場者が求める粘着製品を見つけやすく、分かりやすくするために、カテゴリー分け、解説パネルを導入する。カテゴリー分けでは、年々関心が高まっている「スマートラベル」「セキュリティー」「環境」「グラフィカル」「BtoC商品」「その他機能性」といった6つのカテゴリーに分けて製品を陳列。解説パネルに関して、製品の特徴を説明する解説パネルも併せて設置することで、意匠性・機能性などの優れたポイントを来場者へ分かりやすく伝える。
4.ワークショップ:“真の消費者ニーズ”を取り込む参加型企画
ラベル印刷会社の経営戦略として、提案型営業や独自製品の開発といったトピックに関心が集まっている。受注型の企業体質から一歩踏み出し、ラベルの新たな可能性を模索するためには、印刷を行う作り手の視点だけではなく、粘着製品が「いつどこでどのように活用されているのか」、消費者視点の発想が欠かせない。“真の消費者ニーズ”へ触れ、BtoCの視点が得られる場として、来場者参加型のワークショップ企画も予定しており、7月9日(火)13時から、ラベルパビリオンの特設コーナー内で実施する。