ユニチカ(株)は、2016年11月25日開催の取締役会で、タイ国に樹脂事業の合弁会社設立を決議した。
1.合弁会社設立の理由
同社グループの樹脂コンパウンド事業は、これまで中国市場を中心に、日本からの輸出販売及び現地調達材や現地生産品の販売を行ってきた。この度、ユニチカが保有する高機能合成樹脂と、ユニチカグループのテラボウ(株)が保有するコンパウンド技術、および東工コーセングループが保有する現地でのエアーバック基布のリサイクル技術といったお互いのノウハウを活かしアセアン市場へのさらなる拡大を図る拠点として、自動車関連市場の成長が続くタイ国に合弁会社を設立する。
2.新設合弁会社の概要
(1)名称:UNITIKA PLASTICS TRADING(THAILAND)Co.,Ltd.(予定)
(2)所在地:タイ王国 バンコク市内
(3)代表者の役職・氏名:未定
(4)事業内容:コンパウンド材、リサイクル材及び原材料などの合成樹脂の販売
(5)資本金:45百万タイバーツ
(6)設立年月日:2017年4月(予定)
(7)出資比率:
ユニチカ(株) 60.0%
テラボウ(株) 30.0%
KOSEN FIBERTEC (THAILAND)Co.,Ltd. 10.0%