(一社)日本食品包装協会は4月18日(木)、4月度食品包装技術セミナー(後期)を東京都北区の北とぴあ7階第1研修室で開催する。参加費は会員6000円、一般10000円。申し込み締切は2019年4月10日(水)。問い合わせはTEL.03-3669-0526まで。
【プログラム】
13:25~13:20
製品紹介:Ⅰ『遮光性紙カップの開発』
講師:凸版印刷(株) 生活・産業事業本部ビジネスイノベーションセンター開発本部 第一開発部 大沼雄太氏
要旨:紙カップ用原紙に遮光性を付与した「遮光紙」を日本製紙クレシア(株)と開発し、紙カップに採用した。これまで必須だった複雑な工程や材料を使用する必要がなく、シンプルな製造工程で遮光性紙カップを製品化することができた。内容についてご紹介する。
14:00~14:30
製品紹介:Ⅱ『超音波加熱シール式横形ピロー包装機(newTLM-αシステム)』
要旨:一貫して「包装技術」の革新に取り組んでいる同社の概要と主要製品の紹介とこの度平成30年優秀省エネ機器・システム表彰において中小企業庁長官賞を受賞した「超音波加熱シール式横形ピロー包装機(newTLM-αシステム)」の内容について紹介する。
14:40~15:40
技術講演:Ⅰ『B to B メカニカルリサイクルの最新技術』
講師:サントリーMONOZUKURIエキスパート(株) SCM本部 包材部 小笠原直也氏
要旨:2011年に、PETボトルのB to B メカニカルリサイクルシステムを協栄産業(株)と共同で構築した。この発展形として2018年に新たに導入したF to P (フレーク toプリフォーム)技術を紹介する。
15:40~16:45
技術講演:Ⅱ『飲料缶の最新動向』
講師:東洋製罐(株) 取締役執行役員 技術開発機能統括 テクニカルセンター長 神崎敬三氏
要旨:代替技術がある包装容器間では常にシェアバランス競争が起きているが、内容物(ビール、RTD、コーヒー、炭酸飲料など)や容器形態(金属缶、PETボトル、紙容器など)等に触れながら、飲料缶の最新動向について紹介する。