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【PETボトル】大日本印刷のComplex Bottle、白瀧酒造の日本酒に採用

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2018 10 01 DNP 大日本印刷(株)(以下:DNP)が開発した、遮光性やバリア性に優れた「DNP機能性フィルム複合型PETボトル Complex Bottle(コンプレックスボトル)」が、白瀧酒造(株)の日本酒「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」に採用された。

 白瀧酒造は、持ち運びやすいPETボトルの商品として、同社の主力商品のひとつである「上善如水 純米吟醸 300ml」を10月1日に全国で発売する。

【「上善如水 純米吟醸 ペットボトル 300ml」について】

 DNPのComplex Bottleを使った製品は、従来の上善如水シリーズのオリジナルのビンの形状を再現するとともに、酸素バリア性に優れているほか、外装の白色フィルムによって遮光性も向上しており、長期間の品質保持が可能。PETボトルはガラスビンよりも軽量で持ち運びやすく、落としても割れないためアウトドアや行楽などのさまざまなシーンに最適である。

<商品概要>

・商品名:上善如水 純米吟醸 PETボトル300ml

・希望小売価格:583円(税別)

【「DNP機能性フィルム複合型PETボトル Complex Bottle」について】

 軽量で使いやすいPETボトルは、現在さまざまな飲料に使われているが、PETボトルリサイクル推進協議会のガイドラインに基づき、国内ではPETボトル本体への着色が認められていないため、内容物の変質や劣化を防ぐために容器に遮光性や酸素バリア性が求められる酒類などの飲料での使用は、極めて困難とされてきた。

 この課題に対してDNPは、透明なPETボトルに遮光性や酸素バリア性などの機能を持った着色フィルムを被せて一体成形し(*)、ボトル底部まで覆った「Complex Bottle」を開発した。この製品は、遮光性や酸素バリア性などの機能を有するだけでなく、印刷による美麗なデザインを表面に施すことができる。外側の着色フィルムをはがすと透明になるため、国内のリサイクルガイドラインに適合し、飲み終わった後は通常のPETボトルと同様にリサイクルできる。

【今後の展開】

 DNPは「DNP機能性フィルム複合型PETボトル Complex Bottle」の販売を強化し、2020年度に年間10億円の売上を目指す。

 なお、「Complex Bottle」は10月2日(火)~5日(金)に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK2018(2018東京国際包装展)」のDNPブースに出展される。


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