キユーピー(株)は、「キユーピー マヨネーズ」350gに3本同時にきれいな線描きができる「3つ穴キャップ」を新たに採用し、全国発売する。従来のキャップの細口よりもさらに細く線描きができ、様々な料理をマヨネーズで演出できる楽しさを訴求する。
「3つ穴キャップ」とは、キャップを開けると3本の線描き、キャップを外すと星型の絞り口を使える新開発のキャップ。従来のダブルキャップ(※)の、細口・星型の2通りに絞り出せる機能はそのままに、細口の穴を3つにし、径を小さくすることで、線描きの楽しさをさらに向上させた。サラダのほか、お好み焼きやパン、丼などにまんべんなく線描きすることで、料理を見映えよく演出する。
※2002年から「キユーピーハーフ」に採用し、2005年からは「キユーピー マヨネーズ」130g、200g、350g、450g(2013年10月発売)に採用
2015年から3年間、期間・数量限定企画として3つ穴のキャップを商品に添付したところ、「まんべんなくかけられる」「いつもの料理がお店で出てくるような仕上がりになる」「使うのが楽しい」と好評を得た。発売を求める声が多いことを受け、今回の全国発売に踏み切る。発売にあたっては、より絞り出し易く、きれいに線描きができるようにキャップを改良している。なお、今回キャップを変更するのは、350gの1容量のみで、130g、200g、450gには従来の1つ穴のダブルキャップを継続採用する。
2018年は、自立式ポリボトル容器入り「キユーピー マヨネーズ」の発売60周年にあたる。キユーピーは、1925年3月に日本で初めてとなるマヨネーズの製造・販売を開始した。発売後、マヨネーズの市場規模が拡大したきっかけのひとつが、1958年の自立式ポリボトル容器の登場。従来のスプーンですくって出す瓶容器から、そのまま絞って出せ、自立するポリボトル容器への進化によって使い勝手が格段に向上し、同時期にサラダが家庭に本格的に普及しはじめたことも相まって、市場が急速に拡大した。