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【フィルター】大東建託、花粉やPM2.5の侵入を抑制する給気口用フィルターを開発

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 大東建託(株)は、花粉やPM2.5の住宅侵入を抑制する「給気口用フィルター」をオリジナルで開発し、6月1日(金)から新たに建築する賃貸住宅への設置を開始する。同社が東京都市大学の近藤靖史教授の指導のもと、2014年から住宅の性能向上に向けた研究開発を行ってきたもので、従来の不織布フィルターに加え、帯電フィルター(※1)を搭載した二重構造となっている。これにより、花粉だけでなくPM2.5など、粒子径2.5µm以下の微粒子の除去率が向上する。

※1 帯電した繊維でできているフィルター。静電気の力を併用して花粉などを除去する。

2018 05 29 kentaku

【フィルターによる花粉・PM2.5除去性能】

 花 粉 除 去 率:90%以上(従来のフィルターは63%以上)

 PM2.5除去率 :68%以上

※花粉はスギ花粉粒子径20~40μm、PM2.5は粒子径PM2.5μm以下。花粉除去率の測定方法は質量法によるPM2.5除去率の測定方法は、JACA(公益財団法人日本空気清浄協会)「PM2.5に対するフィルタ捕集率評価指針」による。

■第三者機関にて花粉通過性試験を実施

 同社オリジナルフィルターの本格運用に向け効果を実証するため、一般財団法人ボーケン品質評価機構(※2)にてフィルターの花粉通過性試験を行い、花粉の通過率を測定した。その結果、帯電フィルターを搭載した当社オリジナルフィルターの花粉通過率は、従来の不織布フィルターに比べ、約50分の1という試験結果となった。

※2 繊維製品の輸出振興と品質向上を目的として、1948年に商工省(現在の経済産業省)の許可を得て設立。繊維を中心とした試験・研究を行う総合的試験機関。主に天然繊維や化学繊維原料から各種最終繊維製品までの試験、検定を行っている。


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