日本製紙グループの日本製紙クレシア(株)と春日製紙工業(株)の家庭紙合弁事業会社であるクレシア春日(株)は、日本製紙(株)の富士工場の敷地内に、新たに家庭紙生産設備の建設を進め、計画通り完工し、5月16日に竣工式を執り行った。
新設した家庭紙生産設備の年間生産能力は約3万6000トンで、既に営業運転を開始している。首都圏に近く好立地である日本製紙富士工場の土地・設備等を有効活用し、トイレットロールなどを生産する。また、製品は、日本製紙クレシアと春日製紙工業がそれぞれ販売する。
トイレットロールをはじめとする家庭紙は今後も堅調な需要が見込まれている。日本製紙クレシアは、このたび稼働したクレシア春日の新設備を活用し、春日製紙工業とともに市場の多様なニーズに速やかに対応し、家庭紙事業の成長を図っていく。