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【FSSC22000】盛田 小豆島工場、食品安全マネジメントシステム認証取得

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 盛田(株)は、同社小豆島工場(香川県小豆郡)において、食品安全マネジメントシステムに関する国際認証規格「FSSC22000」の認証を取得した。
 「FSSC22000」は、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000(ISO9001+HACCPの概念を取り入れたマネジメント)と、フードディフェンスおよび前提条件を明解化したISO/TS 22002-1(またはISO/TS22002-4)を統合したもので、世界的な食品・流通の大手650社が加入する安全向上のための組織、「国際食品安全イニシアチブ(GFSI)」が制定した、食品安全の国際的な規格。生産工場の各工程のハザード分析が求められるため、リスク管理の精度が向上し、また社員の食品への安全・安心の意識向上を図ることができる。
 盛田はすべての工場において品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001の認証を取得し、国際的な規格にもとづいた品質保証規程を構築している。中でも、海外企業に輸出する商品を多く製造している小豆島工場が今回「FSSC22000」の認証を取得したことで、より高水準な安全管理体制を確立し、海外企業にもより安心安全、かつ効率的・安定的に製造供給できるようになった。
盛田について
 寛文5年(1665年)に愛知県・小鈴谷村(現:常滑市)において清酒造りを開始して以来、350年を超える長い歴史を誇る。日本の伝統的な発酵技術を生かしたしょうゆ・みそ・料理酒・みりんなどを柱として、つゆ・たれ・飲料など幅広く展開する「食品事業」と、日本酒を主力とした「酒類事業」を中心に展開している。
■盛田 小豆島工場 概要
 盛田小豆島工場の前身である丸金醤油(現マルキン)は1907年創業、今年で110周年を迎えるしょうゆ蔵。瀬戸内海に浮かぶ島の1つ小豆島は、美しい海と明るい太陽に恵まれた温暖な気候で古来より塩造りが盛んであったことに加え、海上交通の要衝として大豆や小麦が集まりやすかったことなどの理由からしょうゆ造りが発展してきた。丸金醤油創業時に建てられた天然醸造蔵は、国の登録有形文化財に指定されており、現在でも秋田杉で作られた30石(5.4キロリットル)の木桶を307本保有し、日本最大級の規模を誇る。天然醸造蔵では四季の温度変化のもと、棲みついた微生物によって発酵・熟成させたもろみから、まろやかでコクのある味わいと芳醇な香りが漂うしょうゆが生まれる。盛田 小豆島工場では、しょうゆをはじめ、しょうゆ加工品、つゆ、たれ、ぽんずなどを製造している。
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